設立の背景
国際化が進み農産物の価格競争はいっそう激しくなり、国内の農家にとって厳しい時代が続きます。しかし、本来の農には、環境や生物多様性を守るという大切な役割があります。そのような時代のなか、消費者が環境を守る農家を理解し、農産物そのものの価値に加えて、環境を守る役割への対価を支払う「直接支払い」の導入が早急に望まれています。しかし、この新しい運動「直接支払い」に対する人々の理解は進んでいません。そこで、国民的合意を形成するためにも、生産者が「行動規範」のひとつとして積極的に生きもの調査の活動を行い、一方で、消費者が「行動規範」として「環境直接支払い」を行う新しい取り組みが必要となっています。
これまで「田んぼの生きもの調査プロジェクト」(任意団体)として活動を続けてきましたが、生きもの調査活動の啓蒙普及と支援、生物多様性農業に係る人材の育成、環境直接支払いなどの活動を、広く国内に、そしてアジア全体に展開することを目指して、生物多様性農業支援センター(NPO法人申請中)として再出発いたします。



