非合法の貸金業者について

合法的な貸金業者の場合、出資法や民法等、日本の法令を遵守した上で営業活動を行わなければなりません。

この合法・非合法という一線について、特徴的な事例としては金利という角度から物を見て取ることができます。出資法で定める上限利率は20%ですので、これを上回る利率を掲げる業者は違法となります。これは合法の業者と非合法の業者とを見分ける分かりやすいポイントの一つですので、覚えておくと良いでしょう。

非合法の貸金業者の見分け方や手口は様々で、よくこんなことを思いつくな~と感心したくもなる程なのですが、その情報を紹介したり、問題点等を指摘しておくことも、これからキャッシングを利用しようとお考えの方にとっては、参考となる情報かと思われますので、この場を借りて、2、3事例の紹介を行いたいと思います。

非合法貸金業者の事例1

田舎の道路などを車で走っていると、よく田んぼのあぜ道などに、お金に困っている方を対象とした、キャッシングを謳う宣伝文句の看板を見かけたことはありませんか?

俗に言う090金融とか080金融とか言われるもので、「お金に困った方は今すぐこちらにTELして下さい」などと書いていて、看板の文言からは業者の連絡先と事業所の名称だけしか情報を窺い知ることができません。

貸金業を営む場合、事務所に固定電話を備え置いて業務を行うことが義務付けられています。ですので、これらの業者はほぼ全ての業者が非合法であると言えますので、如何にお金に困っても、こういった業者に電話をするのは止しましょう。

非合法貸金業者の事例2

ここ1年、2年位で見かけるようになった手法にクレジットカードの現金化というものがあります。これは街中でもよく見かけますので、目にされたことのある方も多いのではないでしょうか。ただ具体的にどんな手口か分からない方も多いことでしょう。

これは本来、後払い等に用いるクレジットカードのショッピング枠の仕組みを上手く(ずる賢く)利用した手口で、仮に利用者はカードを利用して、業者から二束三文の物品を例えば10万円で購入したとします。

業者は利用者の個人情報を収集した上で、対価の物品を送り、また7万円を利用者に送金したとします。後日、カード会社からは利用者に対してその支払に係る請求(10万円)がいくことになります。今回の事例ではこの差額(3万円)が業者の収入となる訳ですが、一見すると正常な取引のように見えないこともありません。

このように非合法の業者は手を変え、品を変え、様々な手法で歩み寄ってきますので、うっかりその罠に嵌ってしまわないよう、注意が必要です。

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